JRバス中国株式会社 様
不規則な勤務でも健康的な食事を――
「筋肉食堂Office」で
時間に縛られない食環境を実現
健康経営や働き方改革が進む中で、社員の健康づくりは多くの企業にとって重要なテーマとなっています。一方で、業種や勤務体系によっては、健康的な食事を継続しやすい環境を整えることが簡単ではないケースもあります。特に、勤務時間や休憩時間が一定ではない職場では、食事の時間や内容が不規則になりやすく、企業としてどう支えていくかが課題になりがちです。
今回は、JRバス中国株式会社において「筋肉食堂Office」を導入した背景や、社員からの反応について、沖川様にお話を伺いました。
本コラムが、社員の健康づくりや福利厚生の見直しを検討されている方にとって、ヒントとなれば幸いです。
導入のポイント
不規則勤務の食課題
不規則な勤務で食事時間や内容が安定しにくかった
移転後の食環境悪化
オフィス移転に伴い、周辺の食事環境が悪化してしまった
健康につながる食提供
金銭補助ではなく健康に繋がる食事提供を重視して導入を検討
おいしさと腹持ちが好評
「おいしい」「腹持ちが良い」と現場社員から高評価
会社紹介
JRバス中国株式会社
JRバス中国株式会社は、JR西日本グループの一員として、中国エリアを中心に高速バス、一般路線バス、空港連絡バス、観光周遊バス、貸切バスなどを展開するバス事業者です。
日々の移動を支える公共交通機関として、地域の暮らしや観光、ビジネスを支える幅広い輸送サービスを提供しており、高速バスから地域路線、貸切輸送まで多様なニーズに対応しています。また、公益社団法人日本バス協会の「貸切バス事業者安全性評価認定制度」で二ツ星認定を受けており、安全への取り組みを重視している点も特長です。「働きやすい職場認証制度」においても、中国エリア初の最高ランク三ツ星を認定されており、職場環境改善にも積極的に取組んでいます。
安全・安心・快適を追及する「安心のつばめマーク JRバス中国」として、人、まち、社会に貢献しています。
導入の背景と効果
私は人事部門で健康管理を担当しており、健康保険組合の対応に加えて、旅客運送業として独自に取り組まなければならない健康施策の企画や実行を担っています。
そうした中で、社員の健康について改めて強く意識するようになったきっかけの一つが、JRグループの健康保険組合から共有されたヘルスレポートでした。総合スコアは上位であったものの、生活習慣改善部門の「適切な食事」 の項目が特に低く、当社の大きな課題だと感じました。
「健康経営優良法人」という考え方が広く注目されるようになった2017年頃から、運動習慣の改善など、少しずつ取り組みを進めてきましたが、ここ5年ほどは食事に関する項目の重要性がより高まってきました。バランスの良い食事をどう支えるかは、当社にとって避けて通れないテーマだったと思います。
というのも、バスの運転業務は勤務体系が非常に不規則です。一般路線であれば、ある程度「運行・休憩・運行」と流れを読みやすいのですが、当社は高速路線も担っているため、夜に出発して朝に到着し、折り返しでまた夜に出発するといった勤務もあります。待機場所によっては食事を買いに行ける場所がなく、休憩時間の長さもまちまちのため、食事時間やその内容が不規則になりやすいのです。このような勤務体系の社員に対して、食事の内容を社員の健康意識に委ねるのではなく、会社としてしっかりサポートを行うべきだと考えるようになりました。
本来であれば、きちんとした社員食堂を用意できるのが理想だと思います。ただ、乗務員が一斉にそろって食事をする機会は限られており、各拠点の規模も大きくないため、社員食堂を用意するのは現実的ではありませんでした。また、自宅から食事を持ってくる社員も多いため、どんな形で提供するのがよいのか結論を出せずにいました。
例えば、食事補助としてお金を支給する方法の場合、その補助で菓子パンやカップラーメンばかり買われてしまっては健康的な食事の提供という本来の目的とずれてしまいます。会社として支援する以上、できる限り社員の健康増進につながる提供形態にしたいという思いがありました。
そうした中で置き型社食のサービスを見かけ、興味を持つようになりました。筋肉食堂Officeを知ったのは、電話でご連絡をいただいたことがきっかけです。「インパクトのある名前のお店があるんだな」と印象に残ったことを覚えています。私自身は当初、野菜中心の食事がいいのではないかと考えていたのですが、筋肉食堂Officeの方から熱心な説明を受ける中で、タンパク質の重要性や、食事全体のバランスの大切さを知りました。また、お弁当の種類が豊富で、価格も明確なため、人によって選び方を変えられると感じ、自分が求めていた条件に非常に近いと考えるようになりました。
サンプルを現場の社員に食べてもらったところ、「おいしい」と非常に好評だったため、筋肉食堂Officeの導入を決めました。
現在は本社の社屋に導入しています。本社は2年前に移転したのですが、コンビニまで少し距離があり、歩くと10分ほどかかる場所にあります。対策として社内にカップ麺やスナック菓子を置いていましたが、それだけでは「ちゃんとした食事」とは言いにくいところがありました。
筋肉食堂Officeは価格も手頃なので、導入後の評判はとても良いです。冷凍庫に「筋肉食堂」と書かれているので目を引きますし、開けてみるとアイスやカステラも入っていて、そのギャップも面白いようです。
味については「おいしい」「腹持ちがいい」といった声が多いです。肉類がしっかり入っていることで満足感がありつつ、豆やブロッコリーなどの野菜も入っているので、一人暮らしでは取りにくい食材をバランスよく摂れる点を評価する声もありました。野菜が苦手な方でも、「筋肉食堂の野菜は食べられる」と話していたのも印象的です。
また、社員の中には自宅に持ち帰って食べる人もいます。会社としても日常の食事の中に組み込むことで健康管理につなげてもらえるのは歓迎したいと思っています。
SINCERE THANKS
健康経営というと、運動や健診の施策に目が向きがちですが、実際には日々の食事をどう支えるかが大きなテーマになります。特にJRバス中国のように、勤務体系が不規則で、社員ごとに食事のタイミングが異なる職場では、「いつでも食べられて、しかも健康につながる食事」をどう用意するかが重要です。
JRバス中国の事例は、食事補助を単に金銭的な支援にとどめるのではなく、社員が自然と健康的な選択をしやすい環境として設計している点が印象的でした。忙しさや勤務の不規則さがある中でも、無理なく続けられる形で食事を支えること。その大切さを感じる事例でした。
沖川様、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
インタビュアー紹介
谷川 俊平(たにがわ しゅんぺい)
「筋肉食堂」ブランドマネージャー
1983年大分県生まれ。福岡大学スポーツ科学部卒業後、アスリートや芸能人が数多く通うスポーツジム「TOTALWorkout」にてトップアスリートや歌手、俳優などのボディメイクに10年間従事。2015年、おいしい料理をお腹いっぱい食べて体づくりをするレストラン「筋肉食堂」をオープン。「Tarzan」や「Number」などで連載を持ち、メディア出演多数。
