むすびす株式会社 様
いつも温かい食事がある環境を
―――
不規則な勤務環境を「食」で支える
「筋肉食堂Office」の安心感
勤務時間が不規則な職場では、社員が「いつ、何を食べるか」を自分でコントロールしにくく、食事環境の整備が後回しになりがちです。コンビニや持参した食品で済ませることが当たり前になり、栄養バランスの偏りや欠食といった課題が生じやすい環境でもあります。そうした状況に対して、「会社として社員の食をどう支えるか」を真剣に考える企業が増えてきています。
一方で、社員食堂の設置が難しいケースや、立地の制約から食の選択肢が限られている職場も少なくありません。そのような環境の中でも、社員が無理なく健康的な食事を続けられる仕組みをどう整えるかが、企業としての重要な課題となっています。
今回は、むすびす株式会社において「筋肉食堂Office」を導入した背景や、社員からの反応について、古賀様と田代様にお話を伺いました。
本コラムが、社員の健康づくりや福利厚生の見直しを検討されている方にとって、ヒントとなれば幸いです。
導入のポイント
食環境に深刻な課題
最寄駅まで徒歩15分、周辺に飲食店がなく食環境に深刻な課題あり
繋がりから具体導入
個人的な繋がりを起点に、健康経営の具体的アクションとして導入
帰宅後の安心感
「帰ったらおいしいものがある」安心感が生まれ、感謝の声が続出
幅広い利用で体制強化
昼夕夜と幅広く活用されており、体制を強化し需要増に対応予定
会社紹介
むすびす株式会社
むすびす株式会社は、東京都江戸川区に本社を置く葬儀会社です。「100人いれば100通りのお葬式」を掲げ、故人の人柄やご遺族の想いを丁寧に汲み取った、個性あふれる葬儀の提供に取り組んでいます。
年間3,000件以上、累計58,000件を超える葬儀を施行してきた実績を持ち、NHKや「ガイアの夜明け(テレビ東京)」でも紹介されるなど、業界でも注目を集めています。事前相談から納棺・葬儀・アフターサポートまでを自社スタッフが一貫して担う体制が特長で、葬儀後の役所手続きや保険・相続・供養に関するサポートも行っています。
また、葬祭業界でいち早くIT化を推進してきた側面も持ち、自社開発の葬祭業務支援システム「MUSUBYS(ムスビス)」の提供や、葬儀データを公開する「エンディング・データバンク」の運営など、業界全体の底上げを目指した取り組みも展開しています。
「命が輝く世界を創る」という企業理念のもと、人と人の縁を結ぶ仕事を通じて、社会に貢献し続けています。
導入の背景と効果
当社代表の中川は、以前から「社員全員の心と体の健康が大切だ」と発信し続けてきました。月次の全体会議でも繰り返し伝えているテーマであり、そういった意味では「社員の健康に気を遣おう」という考え自体は以前からあったと言えます。しかしながら、具体的なアクションには至らなかったというのが現状でした。
そのため今回の「筋肉食堂Office」の導入が、社員の健康に本格的に向き合う最初のアクションになりました。当社の新木場オフィスは、最寄り駅から歩いて15分ほどかかる場所にあります。駅前にしか食事ができる店舗がないため社員が昼食や食後の間食を手に入れるためには、駅前まで行かなければならず、その往復に相当な時間を要します。食環境が充実しているとは言い難く、社員からの改善の要望も多かったため、具体的なアクションに踏み切ることができたと思います。
筋肉食堂Officeを知ったきっかけは、当社代表の中川とTANPACの中﨑社長との個人的な繋がりです。中川は会食等で筋肉食堂を利用していたこともあり、筋肉食堂が置き型社食のサービスも提供していることも認識していました。中川から「筋肉食堂Officeを社内に導入してみてはどうか」という話が上がり、本格的な検討が始まりました。
もちろん、社員食堂の設置や仕出し弁当、デリバリー、キッチンカーなど、様々な選択肢を検討しました。しかしながら社員食堂の設置は現実的ではなく、他のサービスはあまり魅力を感じられませんでした。
「筋肉食堂Office」を選んだのは3つの要素が重なっています。
まず、「人のつながりを大事にする」という当社の姿勢です。私たちは葬儀という人と人の縁を結ぶ仕事を通じて、社会に貢献しています。中川が以前からTANPACの中﨑社長と繋がっていたことは、ひとつの安心材料になっています。
次に、筋肉食堂のコンセプトに共感できたことです。葬儀という仕事の特性上、急なご依頼や予定変更が起こることもあり、勤務時間が一定になりにくい面があります。また、ご遺族の気持ちに寄り添う仕事だからこそ、精神的な配慮が必要になる場面もあります。上司の立場で心のケアをすることはできても、体のケアには限界があります。社員に健康的な食事を提供するうえで、「健康的」だけでなく「美味しさ」も重要な要素です。筋肉食堂Officeは健康と美味しさの両立を追求しているため非常に魅力的だと感じました。
最後は、冷凍という提供形態です。勤務時間が日によって変わりやすく、周辺環境によって食事の選択肢が限られることもある中で、時間に左右されずに利用できる食事の仕組みは、社員が安心して働くうえで大切な支えになっています。 新木場オフィス周辺には飲食店がほとんどなく、帰社後に何も食べるものがないという状況もあったため、筋肉食堂Officeを導入することで、社員に対して「帰ったらおいしいものが食べられる」という安心感を与えられるのではないかと考えました。
非常に好評です。これまではお客様との打ち合わせを終えて帰社しても、満足のいく食事が取れない環境でしたが、筋肉食堂Officeを導入したことで「会社に戻れば温かい食事がとれる」ようになり、この環境の変化に対して感謝の声が多く集まっている印象です。価格面も非常に高く評価されており、「1食500円程度でここまで栄養バランスが優れたメニューを楽しめるのは破格だ」という声も聞かれます。
食事の内容としてはタンパク質がしっかりとれる点への評価が高いです。バルクアップメニューでは50g近くのタンパク質が摂れることを喜ぶ声もあります。また、普段の食生活では不足しがちな魚料理が食べられることを歓迎している社員も多く、「魚を食べる機会が増えてうれしい」という声も届いています。さらに、女性社員の間では台湾カステラなどのデザートやスイーツが好評で、「小腹がすいたときにさっと食べられるのが助かる」という声も聞かれます。
一方で、昼食だけでなく夕食や夜食にも利用されることの弊害はあります。消費数が読みづらく、注文の量やタイミングを誤ると欠品が発生してしまいます。筋肉食堂Officeが日常的に利用されることは会社としても望ましいことなので、今後は発注担当を増やすことで対応していきたいと考えています。
SINCERE THANKS
今回のインタビューで印象的だったのは、「食」への取り組みが、代表の言葉と人のつながりを起点に動き出したという点です。トップダウンで「健康を大事にしよう」という方針があっても、それが具体的な施策につながるまでには時間がかかることがあります。しかし、信頼できる人からの紹介と、「おいしそう」という率直な印象が重なったとき、具体的なアクションに繋がり、結果として早い段階で手応えを感じさせる成果が得られています。
勤務時間が不規則で、立地の制約から食の選択肢が限られている職場であっても、冷凍という形態を活用することで社員が「いつでも健康的な食事を選べる」環境を整えることができる。むすびす株式会社の事例は、食環境の整備が社員の働きやすさや職場への愛着にも結びついていく可能性を感じさせる実践例でした。
古賀様、田代様、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
インタビュアー紹介
谷川 俊平(たにがわ しゅんぺい)
「筋肉食堂」ブランドマネージャー
1983年大分県生まれ。福岡大学スポーツ科学部卒業後、アスリートや芸能人が数多く通うスポーツジム「TOTALWorkout」にてトップアスリートや歌手、俳優などのボディメイクに10年間従事。2015年、おいしい料理をお腹いっぱい食べて体づくりをするレストラン「筋肉食堂」をオープン。「Tarzan」や「Number」などで連載を持ち、メディア出演多数。
