健康経営や働き方改革が進む中で、社員の健康づくりは多くの企業にとって重要なテーマとなっています。
一方で、業種や勤務体系によっては、健康的な食事を継続しやすい環境を整えることが簡単ではないケースもあります。特に、24時間体制でお客様をお迎えするホテル業のように、シフト制勤務が中心となる職場では、食事の時間や内容が不規則になりやすく、企業としてどう支えていくかが課題になりがちです。
今回は、ホテルピエナ神戸において「筋肉食堂Office」を導入した背景や、社員からの反応について、ご担当者様にお話を伺いました。
本コラムが、社員の健康づくりや福利厚生の見直しを検討されている方にとって、ヒントとなれば幸いです。
株式会社ピエナ神戸様

ホテルピエナ神戸は、神戸の街で30年以上にわたり愛され続けている、全90室のホテルです。
慌ただしい日常を忘れ、心地よい眠りと非日常のひとときを過ごしてもらうことを大切にしており、客室には一流ブランドのベッドやイタリア製家具を取り揃えるなど、上質で落ち着いた空間づくりにこだわっています。
また、館内のレストランでは、地元の食材を活かした色鮮やかな料理や、季節の素材を取り入れた特製デザートをビュッフェ形式で提供しており、朝から贅沢なヨーロッパスタイルの朝食が楽しめる点も魅力のひとつです。
ただ宿泊するだけの場所ではなく、心からリラックスして特別な一日を過ごしてもらえるよう、きめ細やかなサービスで宿泊客を迎え続けています。
導入のきっかけ
近隣に飲食店がなく、出勤前に各自で食事を用意する負担があった
導入の決め手
栄養バランス・手軽さ・価格という3つの基準で選定し導入を決定
運用改善の工夫
電子レンジの増設と社員の自発的な工夫で運用課題を解消
定着の理由
女性も選びやすいサイズ展開と会社補助による価格で日常に定着
INTERVIEWER
社員の健康に気を遣おうと考えたのはいつ頃ですか
松尾様/株式会社ピエナ神戸様
24時間体制でお迎えする当ホテルにおいて、従業員の健康に本格的に目を向けたのは2026年のことです。より質の高いおもてなしを安定して提供するためには、最前線に立つスタッフが無理なくいきいきと活躍できるような「働きやすい環境づくり」が何よりも大切であると実感しました。また、2026年に福利厚生費の変更などもあり、従業員への還元や食環境の整備へ舵を切る絶好のタイミングでもありました。
当ホテルの近隣には飲食店が少ないため、出勤前に従業員が各自でお弁当を買わなければならない環境でした。夜勤を含むシフト制の勤務において、出勤前に食事を用意する負担を減らし、食事の選択肢を増やす取り組みは「働きやすい環境づくり」に繋がります。そして、ただお腹を満たすだけでなく、身体への負担が少なく、しっかりと活力に変わる食事を提供することも重要だと考え、食環境の改善に向けた想いが強くなりました。
INTERVIEWER
筋肉食堂Officeを導入いただいた背景を教えてください
松尾様/株式会社ピエナ神戸様
検討にあたっては、「栄養バランス」「手軽さ」「金額」の3つの選定基準を設けました。
具体的には、従業員が飽きずに続けられるよう、美味しさと健康面が両立できていること、忙しい業務の合間でも無理なく利用できること、そして物価高の中で従業員の食事代の節約につながる価格であることを重視しました。
最終的に導入に至ったポイントは、筋肉食堂Officeがこれらの基準を高いレベルで満たしていたことです。会社が一部費用を補助することで、従業員は手頃な金額で美味しくて健康的な高品質な食事を摂れるようになり、経済的なメリットも生まれます。さらに、電子レンジで温めるだけで完結するワンプレートという手軽さも、利用を促す大きな決め手となりました。この手軽さとコストパフォーマンスの高さが、導入の決定打となりました。
INTERVIEWER
筋肉食堂Officeを使ってみた感想や
社員からの評判を教えてください
松尾様/株式会社ピエナ神戸様
導入初期には、運用面での試行錯誤もありました。予想を上回る利用率の高さから人気メニューが早い段階で品切れになったほか、冷凍弁当のため解凍調理に時間がかかり、ランチタイムに電子レンジの順番待ちが発生することもありました。
そこで、データをもとに人気メニューの納品割合を見直すとともに、電子レンジを2台に増設。さらに、出勤時に購入して冷蔵庫に移しておくと昼の解凍時間が短縮できるという工夫が社員の間で自然と共有され、混雑は一気に解消されました。現在は在庫の偏りもなくなり、誰もがストレスなくスムーズに利用できています。
従業員からは想像以上に美味しいと好評です。特に日頃から健康を意識している社員からは、手軽に理想的な栄養バランスの食事が摂れると喜ばれています。また、目的に合わせてサイズを選べるため女性でも頼みやすいという声や、会社補助による価格の手頃さから毎日の食事代が節約できるという声も多く、従業員の日常にしっかりと定着してきています。
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松尾様、インタビューにご協力いただき
ありがとうございました!
インタビュアー紹介

谷川 俊平(たにがわ しゅんぺい)
「筋肉食堂」ブランドマネージャー
1983年大分県生まれ。福岡大学スポーツ科学部卒業後、アスリートや芸能人が数多く通うスポーツジム「TOTALWorkout」にてトップアスリートや歌手、俳優などのボディメイクに10年間従事。2015年、おいしい料理をお腹いっぱい食べて体づくりをするレストラン「筋肉食堂」をオープン。「Tarzan」や「Number」などで連載を持ち、メディア出演多数。