
健康経営や働き方改革が進む中、社員の健康づくりは多くの企業にとって重要なテーマとなっています。一方で、ベンチャー企業のように成長スピードが速く、業務量や責任範囲が急拡大する環境では、日ごろの食生活が乱れてしまうこともあります。「仕事のパフォーマンスを高めたい」と思いながらも、手軽に食べられるものを選んでしまう──そうした悩みを抱えるビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。
今回は、サプリメントブランド「VITAS」を展開する株式会社VITASにおいて「筋肉食堂Office」を導入した背景や活用状況、社員からの反応について、小出様にお話を伺いました。
株式会社VITAS様

株式会社VITASは、インフルエンサーマーケティングを軸に、サプリメントブランド「VITAS」を運営するD2C企業です。東京・南池袋を拠点に、プロテインやマルチビタミン、EAAなど多彩な栄養機能食品を展開しています。
「まるでファッションを楽しむようにVITASを日常に取り入れてもらいたい」というコンセプトのもと、プロアスリートや人気インフルエンサーとのタイアップを積極的に行い、ボディメイクに関心を持つ幅広い層へのブランド認知を高めています。
製品づくりにおいては妥協を持ち込まないという姿勢を大切にしています。「エビデンスに基づいた栄養機能食品を届ける」という考えのもと、 商品の企画・開発からパッケージデザイン、マーケティング、販売まで全て自社内で完結させる体制が特長で、その品質はプロ野球選手や五輪経験者など第一線のアスリートたちにも支持されています 。
導入前の課題
急成長に伴い業務量が増え、社員の食事が乱れやすい環境だった。
従来施策の課題
福利厚生の一環で週1回無料でケータリングを始めたが出社日のばらつきで公平性に欠いていた。
導入の背景
ケータリングに変わる食事の提供手段として筋肉食堂Officeを導入。
活用の広がり
昼食・夕食・持ち帰りと多様な使い方で定着している。
INTERVIEWER
社員の健康に気を遣おうと考えたのはいつ頃ですか
小出様/株式会社VITAS様
当社は急成長を続けており、それに伴って業務量や一人ひとりの責任範囲も広がっています。そうした環境の中で、社員が長く健康的に働き続けられるようにするためには、社員のコンディションの管理が欠かせないと考えるようになりました。
ベンチャー企業は、どうしても無理をしがちです。忙しい時期には食事が偏ってしまうこともあり、社員のパフォーマンスやコンディションに影響が出てしまう可能性があります。当社はサプリメントブランドを展開しているため、社員の健康意識は比較的高い方だと思いますが、それでも食事がおろそかになってしまう場面はあります。
個人的には、「すぐに食べられるものがオフィスにある」という状況をつくること自体が、健康管理において非常に重要だと感じています。健康意識が高くても選択肢が限られていては、コンビニや外食に頼らざるを得ない場面は発生します。何かを食べようと思ったときに、手の届く場所に健康的な選択肢があることが社員の食生活を支える第一歩だと考えています。
INTERVIEWER
筋肉食堂Officeを導入いただいた背景を教えてください
小出様/株式会社VITAS様
当社のオフィスは東京の南池袋にあり、比較的飲食店には恵まれている環境だと思います。しかし、外に出て食事をするとなると移動時間もかかりますし、ランチタイムに集中して出かけることになるため、混雑は避けられません。
当社は、筋肉食堂Officeを導入する前から福利厚生の一貫として週1回ケータリングサービスを利用しており、社員が無料で食事をとれる環境を作っていました。すぐ食べられる手軽さは好評でしたが、出社タイミングによって利用できたりできなかったりと、社員によってムラが生じる点が課題でした。
そうした状況で検討したのが、冷凍の置き型社食です。筋肉食堂Officeは、常に冷凍庫にお弁当がストックされているため、自分の都合に合わせていつでも食べられるのが大きな魅力です。当社の社員はトレーニングやスポーツを趣味にしている方も多く、アスリート採用にも積極的に取り組んでいることから、タンパク質を意識した食事という筋肉食堂Officeのコンセプトが自然と受け入れられる土壌があったことも導入の後押しになりました。
INTERVIEWER
筋肉食堂Officeを使ってみた感想や社員からの評判を教えてください
小出様/株式会社VITAS様
評判は全体的に良いです。当社は以前利用していたケータリングサービスの代替手段として導入したため、筋肉食堂Officeについても週1回は無料で食べられるようにしています。導入当初はケータリングサービスと比較して「温める手間がある」「メニューが固定されている」といった声も上がっていたのですが、徐々に外食やコンビニよりも栄養バランスが整った食事ができるという点が評価されてきました。現在は「外に出なくてもオフィスでしっかり食べられる」という手軽さも好まれており、特に気温が高い時期は外出を避けたい社員にとっての選択肢として重宝されています。
一方で、改善を期待する声として多いのは「メニューの種類をもっと増やしてほしい」という点です。また、導入初期には午前中に注文すると翌日に発送対応してもらえていたのですが、現在は発送サイクルが変わっており、在庫が急になくなったときに困るという声も上がっています。冷凍庫のサイズに限りがある中で、在庫管理のバランスをどう保つかは今後の課題です。
それでも、使い方はさまざまな形で広がっています。昼食としてはもちろん、仕事が長引いた日の夕食として活用したり、自宅に持ち帰って自然解凍してから食べるという社員もいます。栄養バランスを考えると外食に比べて選びやすいという声も多く、日常の食生活の中に少しずつ組み込まれてきていると感じています。
小出様、インタビューにご協力いただき
ありがとうございました!
インタビュアー紹介

谷川 俊平(たにがわ しゅんぺい)
「筋肉食堂」ブランドマネージャー
1983年大分県生まれ。福岡大学スポーツ科学部卒業後、アスリートや芸能人が数多く通うスポーツジム「TOTALWorkout」にてトップアスリートや歌手、俳優などのボディメイクに10年間従事。2015年、おいしい料理をお腹いっぱい食べて体づくりをするレストラン「筋肉食堂」をオープン。「Tarzan」や「Number」などで連載を持ち、メディア出演多数。